テイルズ オブ デスティニー

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『テイルズ オブ デスティニー 運命(とき)をつぐもの』 上
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[カバーより]  ひと旗あげるために、片田舎の村リーネから旅立った青年剣士スタン・エルロン。大国セインガルドへ向う飛行竜に密航したスタンは、意志を持つ剣ソーディアンと出会い、古の天地戦争における最終兵器『神の眼』をめぐる騒動に巻き込まれていく……。『神の眼』とは? その行方は何処に? 大作RPG『テイルズ オブ デスティニー』上下巻で登場!

なにを隠そう、生まれて初めて手がけたゲームのノベライズです。テレビドラマ等のものはやったことがあったんですが……。RPGの情報量の多さに圧倒され、いったいどうやって文庫2冊におさめようかと悩みました。結局、書いてからものすごく削ったんですよ。あれは悲しかったなあ。
 
 

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『テイルズ オブ デスティニー 運命(とき)をつぐもの』 下
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[カバーより]  『神の眼』を強奪したグレバムを倒し、その奪還に成功したスタン。が、一時の平和も束の間、『神の眼』は再度奪われてしまう。またもや戦いへと駆り出されたスタンたちは、事件の背後に隠された恐るべき野望を知る。繰り返される天地戦争、迫りくる地上の危機。はたして、スタンたちは闇と化した世界を救えるのか? 「運命」のドラマ、ここに完結!

どこを削ったかというと、たとえばコングマンなんか、ほとんど丸まる。そのかわり、リオンをゾンビにしないで美しく(?)再登場させたり、ジョニーの歌に歌詞をつけたりと、私なりに楽しませていただきました。スタンはいまごろどうしているんだろう……。
 
 

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『テイルズ オブ デスティニー 青の記憶』
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[カバーより]  記憶をなくしたマリーと、孤児院で育ったルーティが出会ってから一年半が過ぎたある日。 セインガルドの街はずれでレンズを換金しようとしたふたりは、怪しげな男に声をかけられる。男はオベロン社の特務機関の者だと名乗り、表のルートより有利な条件でレンズを引き取った。さらに、ある遺跡からレンズをとってくれば、また高値で引き取ると持ちかけるが……前作では描かれなかったルーティとマリーの縁(えにし)が、いま明かされる。

TODキャラの中で、なぜか私がずっと心ひかれていたマリー。ある意味対照的なルーティと、どうやって仲間になったのか知りたくて書きました。それにしてもマリーってよくモテる。メインシナリオ編でのウッドロウは、ちょっともったいなかったかも……。
 
 

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『テイルズ オブ デスティニー 蒼黒の想い  上』
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[カバーより]  意志を持つ剣・ソーディアンのマスター、リオン・マグナス。オベロン社総帥のひとり息子である彼は、ある日、同じくソーディアンを持つ二人の人物と出会う。ひとりは剣士志望のスタン、そしてもうひとりはレンズハンターのルーティ。そして、ルーティはリオンの実の姉だったが……。人気RPGのプレイステーション2版のストーリーを、リオンメインに描く外伝シリーズ第一弾の登場です。

デスティニー2からの蒼黒つながりということで、リオンの外伝です。『蒼黒の追憶』より、ほとんど時間的には前のお話になります。セルフカバーと聞いて、最初のデスティニーとどんな風に変わるんだろう、と皆さんも楽しみにしていたのではと思うのですが、けっこうリオンに関する変更点、ありましたね。ですから、『追憶』とは設定が違うところも多々あります。『想い』のほうがゲームに忠実ですしね。あとがきにも書いたのですが、やっぱりマリアンにリオンの死が知らされない、という点が私にとっては衝撃でした。『追憶』で、生前のリオンを思い出しているマリアンのお話を書きましたが、今回のマリアンは、ずーっと彼の帰りを待つのでしょうか。スタンも罪なことを……。だとしたら、ジューダスになってからでもいいからマリアンに会いに行って欲しい気もします(会っちゃいけないんでしょうけど)。他には、ヒューゴのメガネにも「おおっ」て感じでしたね。いちばん印象が違っていたのは、実はティベリウス大王だったりして。『運命をつぐもの』でいのまた先生に描いていだたいた大王を見ると、感慨深いものがあります。本当に9年たったんだな、と−−。
 
 

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『テイルズ オブ デスティニー 蒼黒の想い 下』
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[カバーより]  盗まれた<神の眼>を追い、スタンやルーティたちと共に旅を続けるリオン。自分に愛情を示さないオベロン社総帥である父、亡き母の面影を持つメイドのマリアン、実の姉のルーティ、そして仲間としての絆を感じ始めたスタンへの想いを胸に、彼はその命を賭けての決断をするのだが……!? 人気RPGのプレイステーシ ョン2版を、リオンメインで描く外伝シリーズ完結編!!

ええーっ、これで終わり!? って気がしました、書き終えたとき。もちろんゲームはこの先も続いていってスタンたちが大活躍するのですが、リオン視点だとこうなんだ、リオンはここで(いったん)人生を終えたんだ……と思ったら、彼の無念さのようなものが胸に迫りました。あまりにもあっけないし、不幸だし、かわいそうです。 人が誰かの死を悼むとき私たちはいろいろな言い方をしますが、リオンは決して“惜しい人をなくした”って言われるタイプじゃないですよね。言うのはきっと彼をよく知らない人だけ。才能もあって、前途洋々だったのは事実なのに、自ら死を選んだためでしょうか? それだけではないはずです。今回これを書いて、TOD2からTODへとまた戻ったおかげで、TOD2のジューダスの生き方がより鮮明に理解できた気がしました。どんな気持ちでカイルを見ていたんだろう、とか。うまく言えませんが、リオンはきっとこの先もどこかで生きているし、そうあってほしいなと思ったのでした。