テイルズ オブ シンフォニア

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『テイルズ オブ シンフォニア  久遠(とき)の輝き』1
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[カバーより] 幼い頃に、ドワーフに助けられ育てられた少年・ロイド。彼の友人コレットは、衰退しつつある世界を救う<神子>として、再生の旅に出ることになった。そんな彼女の旅に、無理矢理同行するロイドだったが……!? 大人気RPG『テイルズ オブ シンフォニア』のノベライズがファミ通文庫に登場!! 全4巻でロイドの冒険を描きます!!

当初、1巻目はテセアラへ渡るところまで、ということでキレイにまとめましょう! と思っていたら、みごとにズレました(笑)。神託の村・イセリアに神子(みこ)と して生まれ、16歳になったとき、世界再生の旅に出ることになったコレット。幼な じみのロイドたちが同行しますが、コレットを狙う者たちが現れ……。代々の神子が ディザイアンに殺されてきたので、てっきりそうかと思っていたら、どうやら違う組 織のよう?です。おまけに謎の女暗殺者まで現れて、物語は進みます。いっぽう、天 使化するにつれ、コレットの心と体には異変が……。コレットとロイドの関係はもっ とじっくり書きたかったです。彼女のように運命を受け入れ、自分を犠牲にして生き るって、どういうことなんでしょうか。そういうものだと思って自分の人生を生きて くれば、人間でなくなることなど、なんの違和感もなく受け入れてしまえるのかな… …。でも、きっとそんなにうまくはいかないですよね。彼女のみならず、彼女を見守 るロイドにも、リフィルとジーニアス姉弟にも、クラトスやしいなにも、それぞれ背 負っているものがあるわけですし……。この先、簡単には敵と味方の区別がつかなく なってきます。登場人物たちのそれぞれの事情と、ゲームのストーリーと、どんでん 返し。これまでのテイルズよりちょっと複雑に、いろいろな要素が絡みあっている気 がします。そこが面白いです。シンフォニアのゲームをプレイしたことのないかたに もわかりやすいように、うまくまとめていければいいのですが。中嶋敦子先生のイラ ストは、きれいなだけではなくて、力強くて繊細です! そうそう、扉絵(本の表紙を めくったところです)は今回ノイシュ(ちょっとちっちゃいころの♪)なんですが、 担当さんによると、ここは全巻通して“いきものシリーズ”になるそうです。ちなみ に第2巻はコリン。他のイラストとあわせて、楽しみですね。第2巻は2月発売予定 です。
 
 

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『テイルズ オブ シンフォニア  久遠(とき)の輝き』2
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[カバーより] ディザイアンとの<不可侵契約>を破ったため、イセリアの村を追放されたロイドとジーニアス。彼らは、世界を救う<神子>であるコレットらと共に再生の旅を続ける。だが、封印を解くたびに天使化していくコレット……。そして彼らは未知の世界へと旅立つことになるのだが? 好評『テイルズ オブ シンフォニア』ノベライズシリーズ第2巻!!

世界再生の旅に出て、次つぎと封印を解くコレット。そのつど天使化が進み、とうとう彼女は心と記憶を失ってしまいます。ロイドは、彼女を護るといいながら、けっきょくはどこかで神子(みこ)という存在に頼ってきた自分に気づき、今度こそ自分が頑張るのだという思いを胸にテセアラへ――という2巻目です。味方として信頼してきたクラトスの裏切り、ディザイアンだと思っていたレネゲードの存在、リフィルとジーニアスがハーフエルフだという事実……。世界再生なんて、ちっとも綺麗ごとじゃないよね、という展開ですね。それでも敵のはずだったしいなが味方になり、テセアラの神子も協力してくれることになり……けっきょくは人の心がロイドたちを助けてくれるわけです。その心を失くしたコレットが、ひときわ際立つゆえんでもあります。牧場とか培養体とか、あまり穏やかではない言葉も出てくるのですが、物語が進むと「やっぱりテイルズだな〜」と思いますね。この先、いまはバラバラの方を向いているように見えるたくさんの事柄が、少しずつひとつにまとまってきます。そうそう、今回から巻頭に“これまでのお話”というのがつきます。途中から読まれたかたや、読んだけど忘れちゃった(笑)という場合などにご利用ください〜。それから、質問をいただいたのですが、毎回やはり巻頭にある文章(かつて世界の中心に―、というアレです)について。ゲームの最初にも出てきますが(クラトスの声ですね)、『世界再生伝説』の序文です。マナの守護塔に行くと読めたと思います。第3巻は4月発売。あと2冊で終わるのでしょうか……心配。どんどん厚くなったりして……。
 
 

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『テイルズ オブ シンフォニア  久遠(とき)の輝き』3
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[カバーより] 感情までなくしてしまったコレットのために、しいなの故郷である< テセアラ>へとやってきたロイドたち一行。新しい人々と出会いながら旅を続ける彼 らの前に突然、ディザイアンが出現し、コレットが連れ去られてしまう。シルヴァラントとテセアラ――ふたつの世界の運命は!? 好評『テイルズ オブ シンフォニ ア』ノベライズシリーズ第3弾!!

テセアラに不時着したときフウジ山岳に置いてきたレアバードを取りに行くロイドたち。偶然にもコレットが心を取り戻したため、一行はケイトのところへ約束を果たしに行きますが、その途中、謎の手枷の男(リーガル)に出会い……と、お話は進みます。前巻までに出てきた疑問が少しずつ解ける今回。正気に返ったプレセアの悲しい家族たち、記憶が現実にピタリと重なったリフィル。個人的に悲しかったのは、コリンの死、でした。コリンって、気は強いけど分をわきまえているというか、とにかくスキでした。生きててほしかった〜っ! でも、コリンの気持ちをムダにすまいとヴォルトに挑戦するしいなは、ほんとにかっこいいです。それにしても人の心は、複雑。白黒きっちり分けられない。エンジェルス計画に関わってしまったケイトやアルテスタが悪人かというと決してそうではないと思うし、裏切ったはずのクラトスもちょくちょくロイドの前に現れますよね……触発し、見守るかのように。本当はみんな、自分が手枷をつけたい気持ちで生きているのかもしれません(それをほんとにやっちゃうのがリーガルのすごいところ?)。この先、“異界の扉”が開くと、どんなことになるんでしょうか!? 楽しみですが、実はデリスカーラーン編がまるまる残ってます。あと1冊で無事結末を迎えられるでしょうか。前回も心配してましたが、ますます心配。世界再生のために頑張ります!
 
 

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『テイルズ オブ シンフォニア  久遠(とき)の輝き』4
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[カバーより] <シルヴァラント>と<テセアラ>――ふたつの世界の楔となっている精霊たち。彼らとの契約を交わす旅を続けるロイドたち一行だったが、暴走する<大樹 カーラーン>が出現して……!! ロイドはコレットを、そして世界を救うことができるのか!? 好評『テイルズ オブ シンフォニア』ノベライズシリーズ全4巻、遂に完結!!

最終巻です。予想していたことではありましたが、やっぱりパンパンの1冊になってしまいました。ゲームの流れは追っていますが、本当は裏話的要素をもっと入れたかったです。ゼロスの過去、プレセアのこれから、ユアンとマーテルの関係、しいなとくちなわの決闘。クラトスとアンナの真実、ロイドとコレットの未来……。きりがありません。担当さんに「もうこれ以上増やせませんよ!」いわれ、「えっ、でもこんなに残ってるし、省略できないですっ」「じゃあ、これ以上厚くできないんだから、なんとかおさめてくださいっ」「ひ〜っ」……というようなやりとりがありまして、もろもろ入りきりませんでした。ユアンはどうしたの? なぜタバサが?? と、未だに疑問がぐるぐる……。ナムコさんからお許しさえ出れば、このへんのことを書きたいと思っています。外伝のサブタイトルには色名が入りますが、こんどはイメージ的に緑っぽいかなあ? PS2の追加ムービーも気になりますよね。レアバードが両世界の境界を越えるときって、あんなだったのかあ、といまさらのように驚いております。ともあれ、4冊書いて4冊とも時間ギリギリになってしまい、特にイラストの中嶋敦子先生にはご迷惑をおかけしました(4回も!)。いまは無事に終わったことを感謝、感謝です。通して読んでくださった読者のみなさま、お手紙やメールではげましてくださって、本当にありがとうございました。とにかく次も頑張ります!
 
 

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『テイルズ オブ シンフォニア  青翠(みどり)の器』
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[カバーより] 大樹を復活させて<シルヴァラント>と<テセアラ>――ふたつの世界を救ったロイドたち一行。彼らは、それぞれの思いを抱きながら故郷へと戻っていった。ある者は過去を清算しに、そしてある者は未来に向かって動き出すために……。好評『テイルズ オブ シンフォニア』ノベライズシリーズ、待望の外伝が登場!!

外伝です。外伝といっても、エンディング直後のアフターです。今回は書き上げてからの変更がけっこうありまして……いちばん大きかったのがクララさんでしょうか。最初は、リフィルが作った解毒剤を持ってリアルタイムに逃げているらしい彼女を探す、というお話だったのですが。けっきょく、見つからなかった彼女を偲ぶ、というところにとどまりました。エクスフィギアは最終形態のため、この小説の時点まで命を永らえているかどうかわからないことや、解毒剤はやっぱり存在しないだろう、ということなどが理由です。この点に関しては、アップ後に吉積プロデューサーが「今回クララをどうするかは、僕も一生懸命考えたんだよねえ」とおっしゃってくださって、「じ〜ん」(感激)でした。クララさんを助けるのはもともとゲーム中のことなので、本編でやっておかなかったのがそもそもの間違いでした。限られたページ数で、どこを省略するかというのは本当にむずかしいところです。エグザイアについても同じですね。ねこにんの里はとうとう出てこなかったけど(笑)。『リバース』はもっと長いような感じですし、ストーリーをほぼ忠実に追うノベライズの、今後の課題かも……。それから、ゼロスの母の最期について。ナムコの初期の設定は、雪の庭にあった雪だるまの中からハーフエルフの魔法が……というものでした。今回はそのあたりを変えてあります。どうしてゼロスのかわりにミレーヌが死ななければならなかったのか、“おまえなんか産まなければよかった”というセリフにうまくつながるシーンを作ってみたつもりです。というわけで、次は『リバース』。すっごい恋愛話も書けるかも……?